臨床ブログ

臨床ネットスタッフによる「臨床試験こぼれ話」

薬って本当に効いてるの? その2

前回の内容の続きです。
まだ読んでいない方はまずそちらからご覧になって下さい。
さていかにして臨床試験でプラセボ効果を除いて、薬効を確かめるのか?

まず本当の薬と偽薬(プラセボ)を用意します。
そしてこれらの薬をランダムに割り振ってそのデータを残します。

次に、本物か偽薬かが分からない形で試験所にそれらを送り、薬効データの収集を依頼します。
なぜそうするかといいますと、担当の医師が本物か偽薬かが分かっていると、
錯覚によって薬効が「ある」「なし」の判断を行なってしまう可能性があり、
適切なデータを収集する事ができなくなるからです。

そして患者に投薬され、データを収集してから、その薬が本物か偽薬かどうか知らされるのです。

そのデータを分析するのですが、中には偽薬でありながら症状の改善があったりします。
しかし、実際の薬が偽薬の効果を上回っていたならば、薬効があることが分かるという事です。

こうした試験のことを「2重盲検試験」といいます。


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  1. 2005/10/20(木) 23:49:59|
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